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水虫治療薬ニゾラールには副作用はあるの?

2019年07月22日
きれいな脚

ニゾラールはイミダゾール系抗真菌薬という種類に属する水虫の治療薬です。
一般名はケトコナゾールと言います。
真菌と言うのはカビの一種で、水虫の原因菌である白癬菌も真菌の1つです。
ニゾラールはこの真菌をやっつけて水虫を治療する薬です。

1993年より発売されていますが、効果も強力で確実に水虫の原因菌である真菌(カビの一種)をやっつけてくれます。

ニゾラールの大きな特徴は、皮膚の表面の角質のみに作用して、それよりも深い真皮以下にはほとんど浸透しないということです。
つまり、1日1回塗布となっている使用方法や用量をきちんと守る限り、血液中にまで移行しません。
皮膚という場所にとどまって作用します。

そのため、副作用も皮膚に留まる範囲です。
副作用としては、接触性皮膚炎やヒリヒリするなどの皮膚の刺激感やかゆみ、皮膚が赤く発赤する、赤いポツポツが出たり時には水疱ができることもあると報告されています。

しかし、いずれもひどくなることはほとんどなく、局所に留まっています。
そして使用を中止すれば自然と治っているので、それほど心配する必要はないでしょう。
これらのことを考えると、ニゾラールは副作用が全くないとは言えませんが、皮膚に軽度の異常をきたすこともある程度だ、と思うのが妥当だと考えられます。

ニゾラールクリーム2%とニゾラールローション2%があります。
どちらも主成分はケトコナゾールです。
ニゾラールローションとニゾラールクリームでは、どのように違うのでしょうか。

どちらもそれぞれメリットとデメリットがあります。
ローションは水を中心にアルコールなどを入れることが多いので、使い心地は良いのですが刺激が強くなります。
そして保湿効果は長続きしません。
しかし、ローションの方が皮膚への浸透性は高いので皮膚の分厚い所でも効果が期待できます。

クリームのメリット・デメリットはこの逆です。
ニゾラールには軟膏はありません。
ニゾラールクリームかニゾラールローションのどちらかです。

ニゾラールの使用上の注意は?

「水虫の薬を塗って治ったと思ったのに、また水虫になってしまった。この薬はイマイチ効かないなあ」とか「いろいろな水虫の薬を試してみたけど、どれもこれも治ったと思ったらまた水虫になってしまう。もっといい薬はないのだろうか」などといった声をよく聞きます。
しかしこれは、薬が悪いのではなく薬の使い方が下手なのだと言わざるをえません。
多くの人がもう治ったと思って1ヶ月ほどしか薬を使っていないようですが、これがまたしばらくしたら水虫になる大きな原因です。

症状が良くなっても最低3ヶ月は薬を塗り続けてください。
水虫を完治させるためには、角質層に潜んでいる白癬菌を全てやっつけなくては意味がありません。
足の裏は皮膚が厚いので、新陳代謝が遅いです。
新しいきれいな皮膚に生まれ変わるまでに3ヶ月ほどかかります。
なので、最低でも3ヶ月はニゾラールを継続して1日1回塗布してください。

また、多くの人が使用量をケチっています。
用量が少なすぎるのです。
目で見て明らかに皮が剥けていたたり水疱ができていたりガサガサになっている所にだけ塗るのではなく、正常に見える所にも白癬菌が潜んでいる可能性が高いので、足の裏全体に塗りましょう。
指と指の間や指の付け根もむらなく塗るのが重要なポイントです。

分量は10g入りのニゾラールなら、2~3週間で使い尽くすのが目安になります。
塗布するのは1日1回でOKです。
薬が浸透しやすいお風呂上りに、水気を優しくふき取ってから塗ると良いでしょう。

塗るときは、ゴシゴシと刷り込む必要はありません。
強くこすって皮膚を傷つけないように塗ってください。
皮膚に傷がつくと、その傷の中に白癬菌が入り込んでしまい、治りにくくなる原因となります。

使用中にかぶれたり皮膚が赤くなる等、何らかの異常に気がついた時は、使用を中止して処方した医師の診察を受けてください。